2009
20日(日)も一日子ども図書館で過ごしました。
アンケートやチラシを快く受け取って下さったり、お店のご意見箱の話などでは、みなさんお顔がパッと明るくなられて、早速書かれる姿も目にしました。
そして今日のいつもと違うところは、もう大きなお兄ちゃんお姉ちゃんになったけど、最後のご挨拶に…という方が次々いらっしゃる様子も目にしたことです。
大人の利用者さんもじっくりと時間をかけて、子ども図書館の空間で過ごされたり、ご家族揃って何時間も滞在される方も多くいらっしゃいます。
中には小学生のお姉ちゃんが0歳の頃から通っていたという方もいて、子どもの思い出と図書館が一緒にあるというお話も聞きました。
でも、図書館と、司書さんとのお別れがつらくて、大声で泣いてしまう女の子もいて、その様子にはただ見守ることしかできないことが切なかったです。
さて、今日のお話し会の内容は以下の通りでした。
日替わりお話し会、行ってみないと何が始めるかわかりません♪
まず最初はお約束、『くまさんくまさん』のお歌です。
それから『せきたんやのくまさん』の紙芝居。
木の紙芝居セットを使ったお話は、絵本とは違う趣がありました。
お次はパネルシアターで『三びきのやぎのがらがらどん』です。
お話は絵本で知っているはずなのに、パネルシアターになるとまた違うワクワクがあります♪
絵本を読んでいるわけではないのに、絵本そっくりそのまま暗記しているような司書さんの語りには驚きました。
個人的欲を言えば、最後のトロルが本当にバラバラになって欲しかった!と思うのですが、それは大人視点の考えで、子どもにはバラバラになったトロルが見えているのかな?!
3つ目もパネルシアターです。
『やさいのおなか』のクイズ!
野菜の断面の影の絵が出てくると、子どもたちが次々に答えを叫びます。
一生懸命に腕をあげて、当てて貰おうと全身で期待に満ちています。
みんなの前で発表したい、そう思える空気があるってスゴイことです。
だって、うちの娘なんて「間違えるの恥ずかしいから」と人前ではなーんにもしないタイプなのに、このクイズばかりはすごい勢いで手を上げていましたから。
そんな姿を初めて見ました!
中には「この本持っとるもん!」と言うお兄ちゃんもいて、大人も笑いながらのクイズでした☆
最後は『三びきのこぶた』(山田三郎訳・瀬田貞二絵)の大型絵本です。
大型絵本って何て魅力的なんでしょう。
オオカミの迫力も違います。
さぁ、23日まで、これからも日替わりで楽しみましょう!