2010
うちの娘は『ジャックと豆の木』でした。
2月はずっと劇ごっこをお家でも楽しくていた娘、そうなると絵本を読んでほしくなります。
というわけで、子ども図書館へ行って、本を借りてきました♪
単体の絵本はなくイギリス民話の中に収録されていたので、私たちだけでは全然見つからなかったのですが、スタッフさんに聞いたので大丈夫!
ちゃ~んと、「確かこの本に収録されていたはず…」と探してくれて、取り置きまでしておいてもらえました(^^
更に、他のクラスの練習をちょこちょことのぞき見ていると、他のクラスのお話のストーリーも気になります。
お次は発表会のプログラムを持って行っては、他のクラスが演じていたお話を借りてきました。
読んであげたら「それしっとる!」「やっとるとこ見た!」と大興奮。
そして知らなかった場面については、へぇ~と感心して。
舞台では短くはしょっていた場面もいろいろあったので、なるほど、そうつながるのか!と原作を楽しめました。
生活発表会をきっかけに、演目になった本を借りてみるのも楽しいのでオススメです☆
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2010
今年の夏のジブリの新作アニメ、ご存知ですか?
『借りぐらしのアリエッティ』という作品で、7月の公開です。
このことを知ったのは昨年末だったのですが、私が一番驚いたことがその原作。
メアリー・ノートン著 『床下の小人たち』
実はこれ、子ども図書館が閉館になる直前の昨年9月に、司書さんが私にオススメ!して下さった本だったのです♪
閉館を前にいろんな本のお話をするようになって、私が小学生の頃大好きだった外国の翻訳作品などについて話していたら、「seiさんなら好きだと思いますよ!」と教えて下さったのがコレ。
その時は閉館までに読み切れないと思ったので、再開したら必ず読もうとメモしたものでした。
11月に無事再開はしたものの、バタバタと時間が流れ、未読のうちに12月にこのニュースを見てびっくり。
ジブリアニメになるなんて~!
1950年代のイギリスの作品なので、作品世界の雰囲気はその頃のもの(後でチェックしたら1910年代が舞台でした)、ちょっと読んで思ったことは「ピーターラビットの世界みたい!」でした。
鉛筆くらいの背丈の小人たちが、人間の家の床下に住んでいて、ミニチュアサイズの人形の家具を使ったり、人間の落とし物を拾って使ったり、想像しただけで胸がきゅ~ん&ホクホク。
素朴なイギリスの田舎町の様子もとっても好みで、「いや~ん司書さんったら私のツボをよく抑えていらっしゃる!」と一人ニヤニヤしながら読みふけりました。
しかも読みだしたら止まらなくって、ちょっと手に取ったが運のつき、夜中の2時まで掛かって一気に読み終えました。
こんなに止まらなくなった読書って何年ぶりかしら♪
主人公のアリエッティが魅力的なのはもちろんですが、大人になった私としては、アリエッティの両親など周りの人たちにも共感するので複雑な気分。
こどもの頃読んでいたらなら保守的な考えの両親に腹を立てつつ、アリエッティの冒険を精一杯応援しただろうな~と思い、こどもの頃に読んでみたかったとも思います。
アリエッティはなかなか現代風の先進的な女の子なのですが、そういうヒロインが1950年代に描かれていたというのはすごいことかもと、時代背景まで考えて感心することも。
でもそんな難しいことは考えずに、純粋にドキドキわくわく、期待を裏切らない冒険の展開に胸を踊らせて、心地よい時間を過ごせます。
本には小学校5年生くらい~とありましたが、岩波少年文庫にもなっているくらいなので、3年生くらいでも読めるかな。
物語はとてもシンプルで、大人だとちょっとの空き時間にさらさらっと読めるので、お父さんやお母さんにもオススメです。
深読みすればいろいろな味わいもあるけれど、単純ににエンターテイメントとして楽しむこともできるので、とっても良い気分転換にもなりますよ☆
シリーズにはなっていますが、1冊ずつお話の区切りがついているので、まずは1巻目だけでも!
子ども図書館にはハードカバーと岩波少年文庫の2セットありますから、これを機会に是非是非手にとってみて下さい♪
映画公開間際になると公立図書館では何カ月も予約待ち必須でしょうが、子ども図書館は穴場かもしれません(^^ゞ
2010
子ども図書館の、みんなのオススメ本コーナーからピックアップ第二弾です☆
あなたの好きな絵本は、もうオススメされていますか?
是非、図書館で投稿してクマちゃんシールをGETしてください♪
アマゾンへリンクさせておりますので、興味がある本は画像部分をクリックして、詳細情報をご覧になって下さいね。
出版情報の他、レビューなども参考になります♪
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『トイレとっきゅう』 M.Oちゃん(小学生女の子)
トイレが遠足に行くところがおもしろいし、「しっこがわ」というえきの名前がへんだと思いました。
(写真はクリックで拡大します)
『銀のうでわ』 M.Sちゃん(小学生女の子)
アーチのふく きれいだから
『ロバのおうじ』 K.Tちゃん(小学4年生女の子)
おしろに行って 音楽でおひめさまがよろこぶばめんがすきです。
『かぜはどこへいくの』 M.Sさん(大人)
はじまるとおわるのはざんねんだけど どんなおしまいも なにかのはじまりっておしえてくれて 力強いきもちになりました
2010
子ども図書館の参加型コーナー、おすすめ絵本に投稿したことはありますか?
利用者の皆さんが大好きな本を、おすすめしているコーナーです。
そちらから一部ピックアップさせていただいて、ブログでもご紹介させていただきます♪
ブログから出版情報先へリンクさせておりますので、興味がある本は画像部分をクリックして、詳細情報をご覧になって下さいね。
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『ももんちゃんどすこーい』 K.Wさん(大人)
とにかく主人公のももんちゃんが可愛いです!
『ティッチ』 N.Mくん(小学1年生男の子)
ティッチはちいさいものをもってきたけど、メアリとピートはおおきいものをもってきたのが、おもしろかったです。
『少年H』(上・下) Y.Mちゃん(小学5年生女の子)
私は長い話が大好きなので、オススメ!
『フライパンじいさん』 Y.Nさん(大人)
いつも選んで、持ってくる本です。
『ぐりとぐら』
R.Mちゃん(年中さん女の子) 「うたうところがたのしい」
M.Tちゃん(年長さん女の子) 「たまごがすき」
『おしゃべりなたまごやき』 S.Mちゃん(小学4年生女の子)
にわとりが生んだたまごに 王さまの言った言葉がたまごに入っていて 口の中でたまごがしゃべるのがおもしろいです。
2009
もっともっと読みたいな、もっと早く知っていたらな、と思うことしばしば。
司書さんに相談して本を選ぶ楽しさを知ったのも、今更ですがこの頃でした。
誰かが紹介してくれる絵本の楽しさに味をしめたので、もっともっと共有したいと思い、このブログにもコーナーを作ることにしました♪
新しい子ども図書館でも『おすすめ本』コーナーがありますが、デジタルアナログ一緒に楽しんでいけたらな~と思います。
まずはご紹介第一弾は、元司書Iさんからのオススメ本!
随分前にご紹介いただいたのに、すっかり遅くなってしまいました(^^;
『わすれんぼうのねこモグ』 あすなろ書房 ジュディス・カー 作
イギリスで読みつがれてきたロングセラー絵本、でぶねこモグの物語です。
この表紙だけで読みたい気持ちがムクムク♪
残念ながら子ども図書館にはありませんが、検索してみたら海洋文化センター以外の公立図書館にあるようなので、今度借りてみようと思ってます♪